2014年8月24日日曜日

アイボディ

「組長」がワークショップ受けた云々という書き込みを見て、久々にアレクサンダーテクニークを思い出したり、アイボディメソッドの本を購入して読んだりしています。
とても面白いです。
この本にヒントを得て、自分でもいろいろ試したりしてますが、いくつか気づいたことを書きます。

眼球を動かして左右を見るとき、左の景色は右目優勢で、右の景色は左目優勢でみている。
片目で景色を見るとき、外側はなんとなく漠然とした印象。内側は至極はっきりと認識できる。
上記2点は関連している。
また、それぞれの目の反対側の景色は、鼻で邪魔されて見えなくて、鼻で邪魔されている領域はそっち側の目の端で見てる。つまり、両眼によって立体的に見えている領域は案外狭いのですね。

鏡で自分の目を見るとき、どちらかの目を見ている。ということは、そっち側の目の視線は鏡に対して直角。反対側の目は角度がついている。
 両眼がそれぞれの目を見ている、 という状態はすなわち、無限遠を見ている状態になる筈ですが、実際は三つ目小僧の真ん中の目を見ている格好になる。

アイ・ボディ―脳と体にはたらく目の使い方」によれば、網膜上の視覚細胞は5%が注視する際の、網膜の中心近くに位置する細胞で、後の95%は網膜上に広く分布していて、これは全体を漠然と見ている細胞、ということです。で、この切り替えは容易でした。また、この切り替えをすると、身体の状態や精神状態も変わるような印象あり。交感神経、副交感神経にも関係するのだろうか。

他にも、自分の視野を観察していて多数の気づきがあるのですが、言語化するのが難しい。

手のひらで閉じたまぶたの上をおおう、というメソッドがあるのですが、これをやりながら首を左右に振ってみると、驚くべき(ま、俺は驚いちゃったんですが)ことがおこりました。首の動きについてくる暗黒と、動かない暗黒な背景が認められる。俺だけでしょうかね…??
これが正しいとしたら、その5%の細胞の感じている暗闇と、95%が感じている暗闇があたかも2層のレイヤーとなって認識できる、ということなのかなあ。

以上、とりあえず覚書でした。

あ、あと、外側の、そっち側の目でしか見えない領域をそっちの目で一生懸命見ようとすると、目が変になり、吐き気が(俺だけかもしれませんか)そうになるので要注意。

追記(8/26):

あと、不思議なのは、文字認識。ある文字にフォーカスしていると、その周辺はなんとなく目に入るが、ちょっと離れている個所はなんかあるのはわかるけど、字としては読めない。顔認識に近いシステムなのか、字というのはすごく視線を奪われる(って言う言い方しか思いつかない。いまのところ)。動いているものを目で追っている時もそんな感じで。エスカレータを見ていたら気が狂いそうになりました。
 




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