2014年11月28日金曜日

辺境がヒント

「…またすぐ後にも住民たちは、駐留するアメリカ占領軍軍人とともに『ミス原爆美人コンテスト』を開催したのである」2014年11月: 辺見庸ブログ Yo Hemmi Weblog:



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事実は小説より奇なり!



だが、これに似たような記述が「日本辺境論」にも引用してあり、

「… わが軍の爆撃機に同乗して軍事目標に誘導した」
書き写すのが面倒なんでこんだけ。これは有名な「菊と刀」からの引用ですが、要は、捕虜になってしまった日本兵は空気を読んで、進んで米軍の日本侵攻に協力した、ということです。

ほかにもなかなか驚くべきことが書いてあり、勉強になりました。



辺見ブログの

「わたしたちが〈自画像〉を欠く(あるいは鏡の奥をみたがらない)習性のもちぬしであることをしめしている。」



これも、角度を変えた形で「辺境論」にも再三とりあげられている。が、時間がないのでこんだけ。これ、メモ的な。



で、どうも私にもそういう血が脈々と流れているのでしょうね、と思わざるを得ない。自分の音を録音で聴くのがすごくイヤになる時があるけど、だいたい、違うものに調子をあわせてなんかやってて、自分でもけっこうサマになってるような気がしてたりしている時かな、それを録音で聴くと幻滅っていうかほとんど喜劇じゃないかと思います。それを笑って受け入れられるような感じになれれば良いのかな。無理だ〜



そういう事考えだすと、ナンもできん、というのと、その中からすごいヒントが出てきたりするので、辺境もなかなかバカにはできないよ。 じっさい、ちょっと聴ける時もあるのだ。その呆れるほどの繰り返しのなかで、私は即興演奏に近づいていったのでした(つづく)



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