2015年4月17日金曜日

SXQ4/16フライングティーポットライブ終了。次回は〜



画像ありがとうございます。
というわけで、次回のSXQ出動は

4月24日(金)第1回たままん企画 横浜えェぢゃないか寄席~音楽と落語と詩の融合~ @にぎわい座
1時から15分間の爆発的即興演奏になる予定です。
しかし、木村昌哉再度の入院加療のため欠席することになってしまいまして、当日はSXQsaxquartetでの演奏となります。 その次が、
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 6月10日(水)SXQ at クラップ 会場:西荻窪 CLOP CLOP 杉並区松庵3-39-11-B1 03-5370-2381 ¥2500+オーダー オープン19:00 スタート20:00 
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で、 7月にはまたフライングティーポット、と考えていて日程調整中であります。

最近はSXQでも曲やらず、全部即興というのが多いのですが、昨日はそのなかでも自由度の高い充実感のある即興演奏になりました。 即興演奏での「ライブ」=有料の見せ物、という場合、演奏者には即興で自由になおかつ聴取にたえるものをひねりだす、という義務が、いや、マジメな演奏者にはそのような義務感が立ちはだかります。私のようなマジメで小心な演奏者にとってはこれはものすごい引力でもって演奏を台無しにする高い壁となってたちはだかっているのです!まったく無責任で不真面目な演奏者がうらやましい。
しかし、そもそもなんでこんなことやっているかというと、即興で自由にやってるときの録音の方が曲を演奏している録音よりも良い(あるいは聴ける)ことが多い、という経験に基づくものなのです。書かれた曲や定められたフォーマットに従ってのアドリブなど、プレイバックを聴くと吐きそうになります。これは、演奏した本人だから、まあ、自分の声とか自分の後ろ姿などを録音録画したものを見たり聴いたりしてウットリする人なんかあまりいないだろうと思うけど、そういうのに似てます。しかし、なぜか、虚飾をはぎ取って?自然のままに?わかりませんが、むちゃくちゃになってる時の方が、あとから聴く時許せる、という深い実感がありまして…。つまり演奏があまりうまくない…。いやむしろ自分のうまい演奏なんてもっと吐き気がするかも?ですが、まあほんと、やればやるほど自分の醜さを見せつけられるような作業で、大変なのです。ようやく最近は少しマシになってきましたが。でも、なんかへんに気取ったような演奏した翌朝の吐き気といったら大変です。誰かの企画で「ボーダーレスなコラボレーションのインプロヴィゼーション」みたいなものは吐き気率非常に高いです。やってるときはそうでもない、あ、良いんじゃないか?と思ったりもするけど、身体がうけつけないのか、翌朝おえっと。
ところがワークショップのとき、これは有料の見せ物とはいえない、失敗しようがなんしようが関係ない状況、これが良いのかもしれないのですがすごく自由になることがあり、プレイバックを聴いても、何じゃこりゃこのカオス、と思うことが多いけど、不思議と吐き気はしないです。笑って聴ける。作品としての善し悪しは別として、吐き気はしない。そういう身体的な実感から手探りでやってるうちはよい。でもいろいろな知識とかその他もろもろでヘンなことになってまた吐くのかなあ。実際には吐き気までで、ほんとに吐くところまでに至ったことは無いのですが…。
だから、有料の見せ物としての即興演奏の時もワークショップで得た経験はとても参考になってます。今になって思えば。場所を提供してくれるなってるハウスも、参加してくれる人も、とても有り難いです。

つうわけで
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4月25日(土)即興演奏ワークショップ「新・即興の日」  
あれこれ思い悩む前にまず集まって実際に音を出してみる、という会。経験不問。見るだけもOK.
参加料1000円+オーダー
START14:00
ホスト:松本健一・林隆史
会場:入谷 なってるハウス
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なにせ、ライブ聴きに来てくれる人とワークショップ参加者ってあまりかぶんないんですよね。両方来てくれると上に書いたことの真意が明らかになります。まあ、そんだけですけど〜。

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