2013年9月3日火曜日

ソプラノ

まあ、リスナーの方にとってはどうでも良い事ですが、最近ソプラノサックスでのダブルリップ奏法、確立に向けて急です。最大の問題は楽器の支持なんですがね〜。これはちょっとストラップつけても無理。シングルだと、ストラップなしでもほとんど問題ないし、ストラップで演奏しているとなんだか固定されている感じがしてちょっと恐怖感もあるし、なるべくならストラップレスで行きたいんですよね。で、私の使っているセルマーSA80seriesIIは、非常に頑丈にできている。というか、重い。特にベルにむかって厚みがあるみたいで、先っぽが、重い。下がって行く。姿勢も悪くなるしダブルリップは不可能。で、ダブルリップ奏法の練習法は、その重い先端をなにか椅子とかスタンドとかに乗せて、重量を分担させて吹く。そうすると、ダブルリップ奏法でごく普通に演奏できます(これは、テナーでは完全にダブルリップ奏法が確立しているからですが)。で、慣れてきたら、だんだんに重量を腕のほうに移して行く。そういう練習方法を考えたのですが、大きな壁がある。まあ、壁があるけど、先日のSXQのときは実際に本番も椅子を使って楽器を支持する事でダブルリップで演奏しました。
まあ、リスナーの方にとってはどうでも良い事ですが、ダブルリップだととにかく演奏が楽しいんですよ。ん〜、シングルでも別に良いんですが、あんまり戻りたくないなあ。なんとかソプラノでもダブルリップで演奏したいなあ。

というわけで、先日SXQ4@神保町試聴室、ご来場ありがとうございました。今回はマイクを2本だけ使ってレコーディング。楽器の種類がサックスだけなので、バランス的には問題ナシ。いい感じで録れている印象です。これをまたもやミックスしてまたもやbandcampにて配信との流れを考えておりますが、今回の音源、1ステージ1曲。だから全部で2曲。一曲が45分ぐらいです。これは聴くの大変だな。そういう大変なものでも誰でも簡単にアクセスできるという今日の状況というのはすごいですね。ま、状況と言うよりはテクノロジーというか。今日の状況、っていうとなんだか精神的,思想的、政治的、なイトナミという感じですが、現在はそういったものをテクノロジーがキレイに洗い流して草一本はえないような、強烈な時代ですね。45分の聴くのが大変な曲なんて、砂漠にポッコリとくぼみがある、と言う程度でしょうが、お楽しみに。

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