2013年9月7日土曜日

ソプラノ買った話

前々から欲しかった、ビンテージのソプラノサックス、とりあえず先日CGコーンの20年代ものを入手。リラッカーでちょっと部品を外して溶接したりしてあったため、安めで入手できました。ま、細かい話はともかく、やはり手に馴染む感じが素晴らしいですね。職人の仕事です。買った翌日いきなり漂流duoで使ってみたのですが、非常に楽しいです。余計なメカニズムがほとんどついてないしとても軽く、フワフワ感があります。で、この先は聴き手にとってはどうでもいい話ですけど…、いまのところダブルリップで吹かないとピッチも音色もイイ感じになりにくいです。しかしダブルリップだと楽器を支えるのが大変なので、特に上のC#ですが、楽器の先端を椅子かなんかにもたせかけて吹くしか、今のところ有効な解決策はない…。本番もこれでやるというのはどうもアレなんですが、もうしょうがないので。でも、演奏しているうちに突然離陸するような感じで、楽器を支える事ができる、時もある。勢いっていうしかないですが、勢いまかせだけに、長続きしないのです。いずれにせよ、手先だけで楽器を支えようというのが良くないのかもなあ。なかなか修練の道は果てしないです。考える事がたくさんあります。
で…。いままでSXQでも当然使っていた(ソプラノはこの1本しか持ってなかったので)セルマーSA80II 。この楽器の良さ(便利さ、ともいえるが)もすごくわかった。しかし、improvisationをやるんだったら、古いほうの楽器が面白いかなあ…。特殊な奏法をあえて行わなくても、ノーマルトーンがすでに面白いので、だいぶ様相が違ってくるかもですが。

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