2015年11月29日日曜日

ライブ報告(11月27日(金) 松研、11月28日(土) ダンス+音楽「たのしいの◎んだふる」)

下記即興2題で11月の日程終了〜

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11月27日(金) 松研 サックス・インプロヴィゼーション  
ゲスト: 広瀬淳二 hirose junji sax 小埜涼子 ono ryoko sax from Nagoya ホスト: 松本健一 matsumoto kenichi sax shakuhachi etc 会場:神保町試聴室 千代田区西神田3-8-5 ビル西神田1階 開場:19:30 / 開演:20:00 料金:予約 2,500円 (1ドリンク, スナック込)

11月28日(土) ダンス+音楽「たのしいの◎んだふる」Vol.43
★出演: ホスト:岡佐和香(舞踏、他)  清水一登(Piano、他) ゲスト:石田百合(performance)  松本健一(sax、尺八) ★会場: OrganJazz倶楽部(沼袋) TEL: 03-3388-2040 中野区沼袋1-34-4 B1F http://www.organjazzclub.org/ 14:30~16:30(OPEN 14:00) ★料金:ドリンク(400円~)  チャージ(おひねり)
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松研のほう、名古屋から渋滞のなかたどりついた小埜さんでありましたが、移動疲れはみじんも感じられない堂々とした吹きっぷりでどんどんリードしてもらった感じです。広瀬さんもさまざまな音色が出て来て面白かったです。前半は私はテナーサックスで、後半はバリトンとか吹きました。この、バリトンが、他のふたりの音の混ざり具合に合っていた、というか住み分けられていた?気分はベーシストでした。まあ、それぞれの持ち場がハッキリしていた感じで。ぜんたいにちょっと吹きすぎた感もありますが、前半の半ばを過ぎて後半にかけてようやく落着いて、または、ようやく吹っ切れて、落着いて吹っ切れるってのもヘンだけど、そこへストンとおさまった瞬間があったな〜。そうすると適切な濃淡がつけやすい感じだった。この顔合わせでまた小埜さんがツアーやる時などどこかでやりたいなあ。

そして、本日の昼下がり、沼袋で「たのしいの◎んだふる」に参加させていただきました。じつはだいぶ以前から何度か打診をいただいていたのですが、どういう訳かワークショップとかその他予定とかぶってしまい、毎回お断りせざるを得なかったのですが、やっと今回実現しまして、内容的にはもう、あんまり合理的根拠はないけどうまく行くはずなので(?)、ただただ楽しみにいってきたという感じです。オルガンジャズクラブは初めて音出しましたが、けっこうジャズ系にしてはデッドな音場で、クリアな感じだった。今考えるともっとピアノと接近したほうが良かったかな。デッドでクリアな分、まざりの点でちょっと分離が良すぎたかも?まあ、聴いてる人じゃないと分かんないけど。
前半、清水さんのソロから岡さんとのデュオでひとしきりあったんだけど、いやもうなんというか。素晴らしかったです。魂を抜かれた感じで。で、その腑抜けな感じになったところで呼び込まれて清水さんと石田さんとひとしきり。後半は最初岡さんの歌からはじまり、全員で。岡さんのあでやかなたたずまいと石田さんの超自然な感じがすごくお互いを生かしてる感じでした。

で、この2本、テナーサックスに関しては、前から愛用していたリガチャー(リードの締め金)がついに切れて、オットーリンクの純正品に戻していたんだけど、どうもそれが原因でなんか音がスカスカして聴こえて(たぶん実際に出ている音はそれほど大差ないと思われる)たみたいで、どうも立ち上がりが不調でしたが、途中からちょっとセッティングを軽くして乗り切る、ということが続きました。というわけで、いまリガチャーを大テスト中です。ネジ一本で音変わるんですよ。多分出音は大差ないと思われるんだけど、自分への影響がすごく大きいのです。

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