2015年10月16日金曜日

ライブ報告(10月15日(木) 松研・デュオシリーズ(9))



あまり自分で終わったライブの感想など書かないのですが、ちょっと思うところあって、余裕があれば書いて見ようと思いました。
というのは、↓のとき、ハプニングがあり、終演後すぐに自宅に急行したのですが、まあそれは事なきを得たのですが、なんだか時間ができちゃったので、やることもなくてライブの録音を聴いてみたのですね(いつもは数日寝かせてから聴くことが多い)。まあ、今終わったものをすぐ聴くなんてことは、スタジオワークだったらそれは当たり前だけど、ライブだとあんまりやらない。なんでだろう?なにか隠れた理由があるのか…、と考えたりしましたが、思い返せば駆け出しの頃は今終わったライブのテープをカーステで大音量で聴きながら大盛り上がりしながら帰途につく、なんてこともあったので、それにひきかえ元気がないというか劣化してるのか、とも思ったりしまして、まあ、音楽の難しさが分かった頃からあまり無邪気に喜べなくなったんかな〜なんてサビシいことを考えたりしつつ、まあ、あまり盛況ではなかったが演奏は最後まで興味深く飽きずに演奏できたその演奏のテープ(テープではなくSDカードですが)を聴いてみたわけです。すると非常に得るところ大きく、たまには聴いてみるもんだなあ、と思いました。以上、理由なく太字で書きました。

-----


10月15日(木)
松研・デュオシリーズ(9)
ゲスト:
組原正 kumihara tadashi guitar etc

ホスト:松本健一 matsumoto kenichi sax shakuhachi etc


会場:神保町試聴室 千代田区西神田3-8-5 ビル西神田1階
開場:19:30 / 開演:20:00
料金:予約 2,500円 (1ドリンク, スナック込)

----------

…、というのをやりました。そしてハプニングによりそのテープを(テープではなくSDカードですが)すぐに聴きまして、聴いてる時は実にいろいろなコトバが浮かんでくるんだけど、すぐ忘れちゃいますね。コトバは思い出せてもそれが意味していたイメージがもう違うものになっちゃってるんですよ。
休憩をはさんだ2セットで、全編組原さんとくんずほぐれつの即興模様でした。
前半は、私はカセットテープ、尺八、ソプラノサックス、を演奏しました。後半は小物パーカッションとテナーサックスを中心に演奏しました。
テナーサックスの音色に関する感想が私にとっては比率が高い。その他の鳴りもの、楽器、は音色に関してはまあこんなもんだろう…、という感じなんですけど、テナーサックスだけは自分にとってはほんの少しの差異もすごく大きく感じるので、一般的なリスナーの聞こえかたとはだいぶ違っているかも。それはともかく、聴いた感じ、音色が思ったより硬い。まあ、部屋に響かせようとちょっと強めに演奏したのがモロに影響しているようです。硬くてちょっと厚みが足りないような、時々、絶叫。ただし、スピード感というようなものはすごく面白い感じで出てて、組原さんと押したり引いたりが楽しい。もちろん、特に聴いて合わせてるってことはないのですが、なぜか、同じ場で一緒に演奏するとだんだんいろいろなことが起こってくるんだよね〜。

で、聴いてなんとなく思い出したチャールスゲイルとかいろいろ聴きながら一人で飲み会。なんというか、空気感、スピードというかリズム感、密度、などなど、ぜんぜん違うなあ。良し悪しではなく(もちろん、向こうの方がよく聴こえますが…)違い。ここからまたなにか手がかりがありそうだ!なにかできそうだ!早くやりたい!と、いつになく建設的音楽的な深夜タイムを過ごしたのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿